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2005年09月15日

「ジーコ・ジャパン」

 先日のホンジュラス戦は今までにない試合でした。

 兎にも角にも、逆転勝ちができるようになったということに、しみじみ日本も強くなったんだなと感じます。

 実は私、ジーコバッシングが激しかった昨年3月に「ジーコは間違っていないと思う。トルシエは成長途上のチームを強くするには良かったけど、これからは自分達の判断でするサッカーを目指さねば」と聞いてくれる友人相手に話をしておりました。サッカー通の人には失笑されようが、勇気を出してその時熱弁をふるっておいて良かったと思います。

 日韓ワールドカップが終わったとき「ロナウドよりもロナウジーニョが素晴らしい」とか、プロ野球のシーズン前に「実は密かにロッテを応援している。何故なら十何連敗しても見放さない凄いファンがいるから」とか、今になって言っておけば良かったと思うことが多々あるものです。

 そこで私は、昨日阪神にマジックが出たのを機に、本日(9月15日)、MVPとして「下柳」の名前が挙がっても良いのではないか、と言っておきたい!! ただし、彼は野茂の後に続くハードボイルドな男なので、全くそんなことは考えていないでしょうが。(宮)


2005年09月04日

博物館・美術館紀行2「ドレスデン国立美術館展-世界の鏡」

 8月某日国立西洋美術館「ドレスデン国立美術館展-世界の鏡」展に行ってきました。

 しかし、この展示会名はどうかと思いました。最初聞いた時「鏡」がいっぱい展示されるのかと思ったくらいです。そんな事前の知識もないまま、「フェルメール」が来ているということを目的に行ったわけですが、これが面白かったのです。先に国立博物館でやった「ベルリン博物館島」展より良かったです。

 展示は、ザクセン選帝侯(王様)が16世紀後半以降、その時代・時代で興味を持ち収集したものを展示しています。

1.まず、『科学技術』にはまり「地球儀」「製図用具」「巨大凹面鏡」等の豪華版を作成

2.次に、憧れと憎悪のアンビバレントな気持ちを抱いて豪華な異国趣味『オスマン・トルコ』にはまり、「武具」「馬具」の収集及び複製品の作成。

3.そして芸術の先進国『イタリア』にはまり「絵画(テッチアーノ1枚あり)」「ガラス製品」の収集及び画家をドレスデン呼び寄せてのドレスデン風景画の作成

4.時は絶対王政絶頂期、ルイ14世との交際に刺激されて、アウグスト強王は宮廷を全てフランス風に作り替え、競うように豪華衣装等の制作に走ってしまいました。
 お金と力の入れようはもう怖いものなしです。良くも悪くも、そしてそれが後世に残る文化遺産となっていく。

5.また、アウグスト強王は中国・日本の磁器にはまり、イヤホンガイドによると「自他共に認める磁器狂いの王は…(イヤホンガイド表現のママ)」どうしても自国で東洋のような磁器の作成を望みました。中国・日本の磁器の横に、模倣品である(正直いって拙い)マイセン磁器が置いてあり、その過程をみることができ興味深いです。しかしその執念が殖産興業に結びつき、ついには現在のマイセンが出来上がったのです。

6.続いてオランダ絵画 レンブラントもあるけどやっぱり真打ち登場フェルメール
  「窓辺で手紙を読む女」 とても紙に絵の具で描いたものとは思えません。
 絵の中の空気が見ているこちら側にも伝わってくるようです。是非ご自分の目で見て下さい。

7.上記の過程を経てのドイツロマン主義の台頭(オリジナルな文化の発生)

 以上のように、カエサルの昔から文化的には先進国とはいえなかったザクセン(ゲルマン)が、世界の一番良いものを取り入れていった過程を見る展示会。まさに「世界の鏡(世界を写す鏡)」展という名称が付いたのは呑み込めました。
 私的には、ザクセン公国の年表・家系図・領土図等も一緒に展示しておいていただけると、理解がいっそう深まり良かったのですが。

 この展示は9月19日までやっています。最後まで読んで下さった皆様、今度は見に行くことができます。(み)

博物館・美術館シリーズ | 17:43 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月01日

博物館・美術館紀行1 「縄文VS弥生」

7月某日上野の「科学博物館」で開催された「縄文VS弥生」展に行ってきました。

『土器対決か!』と思いきや、『なんと人骨対決』であったところが「科学博物館」開催の展示会らしいところでした。
 頭蓋骨等も何体も見ていると、だんだん違いが分かるような、気になってくるのが不思議なところです。

 縄文人と弥生人の違いについて一番興味を引かれたのは、すねの骨の違いです。縄文人の方が太く丈夫で、筋肉が付きやすい構造になっているそうです。三内丸山の発掘により、野山のものを狩猟・採取する民という以前の定説は崩れてきていますが、やはりテリトリーを広範囲に持った、活動的な生活をしていたのでしょうか。

 そこで思い出されたのが古事記・日本書紀にある「長脛彦」の記述です。神武天皇(おそらくは朝鮮半島から渡来してきた弥生系の人々)が九州から東征し、大和に入る際、現地民と戦闘をして平定したという箇所で、その現地の「まつろわぬ人々」の首領が「長脛彦」なのです。そんな呼び名が付くくらいですから、はっきりと分かる外見上の特徴があったのでしょう。

 小・中学生の夏休み特集的な展示ですが、この展示を見て、本館での類人猿の骨との対比を見て、国立博物館の考古学室の展示を見れば、トータルな理解が得られるかと思いました。私的には、DNA解析による「縄文VS弥生」、日本人はどこから来たのかをもっと詳しく展示して欲しかったです。

 といったこの展示会なのですが、残念ながら8月31日で終了してしまいました。最後まで呼んで下さった皆様ごめんなさい。

★おまけコーナー
科学博物館のレストランのメニューに「恐竜の卵コロッケ」があります。パン等が付いたセットもありますが、これのみ単品で500円で食べられるのが良心的です。(み)

博物館・美術館シリーズ | 02:49 | コメント (0) | トラックバック

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