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ゴールデンウィークにおすすめ

 ゴールデンウィークにどこかへ行きたい、と思っている方にお薦めの博物館をご紹介します。それは千葉県佐倉市にある
「国立歴史民族博物館」http://www.rekihaku.ac.jp/
と「川村記念美術館」http://kawamura-museum.dic.co.jp/
です。
 まずは「国立歴史民族博物館」(通称 歴博)のご紹介から。
 日本の石器時代から1920年代までの歴史に関する、たくさんの展示物、ジオラマ、復元した建物などを展示しています。歴史というと学校の教科書などでは「権力変遷史」となってしまいますが、こちらは「民族博物館」なので、民衆の生活の視点から歴史を捉えているのが特徴です。何回か行っているのに、いつも23時間かかってしまうほど展示が充実しています。旧佐倉城跡に建っているので、その広い公園でお弁当を広げるのも良いですね。
 特に小学生から大学生まで、学生さんは行ってみてください。歴史は人間の営みの積み重ねなので、年号だけを覚えようと思わず、教科書の文言には書かれていないことを知ってこそ、興味も湧くし、知識に厚みができてよく理解できますよ。
 また、ジオラマ好きにお薦めです。江戸東京博物館に行って江戸時代のジオラマを見るのだったら絶対こちらです。「弥生時代」から「横浜開港」まで主要な時代のすべてのジオラマがあります。
 5月6日までは企画展示「錦絵はいかにつくられたか」を開催中です。富山県内の旧家土蔵で発見された大変珍しい錦絵の版木が展示されていまして、その彫り、摺りの見事さに江戸時代の職人の技に感嘆させられました。またその版木で改めて摺った錦絵は、時代が経って変色してしまっている錦絵とは違って、その鮮やかなこと驚きです。

詳しくは二代目青い日記帳さんがアップして下さっていますので、
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1734

こちらをご覧下さい。簡単な錦絵の摺り体験コーナーがあり、こんなのを摺ってみました。ちょっとうれしい体験でした。
  
その後川村記念美術館の「マーク・ロスコ 瞑想する絵画」展に向かいました。

 マーク・ロスコと言えば、全くのうろ覚えなのですが、確か「あなたにとって作品を書く時のポイントは何ですか?色ですか?形ですか?」と質問された際に「面積だよ」と答えた。ということが記憶に残っている画家さんです。
 その方の世界に分断されていた作品群が集まって、作者の意図した形で見られる画期的な展覧会とのことです。抽象画は自分でも不思議に思うくらい「良い」と思うことがありますが、今回は残念ながらその窓は開かれず、何となくの鑑賞でした。何でもある程度のベースの蓄積を積んで、身体に馴染んでこないと良さが分からない部分があるのではないかと思っています。いつか、私の窓が開かれることを期待しています。
 また、こちらの美術館は庭園がきれいで、現在つつじが満開です。5月の連休中は普段入れないところまで散策できるとのこと。詳しい紹介はこちらも二代目青い日記帳さんを参考にして下さい。http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1735
 交通手段としては車が便利ですが、公共交通機関を利用する場合は、佐倉駅(京成・JRとも)から川村記念美術館へのバスが運行しており、歴史民族博物館と川村記念美術館の間も、日に1回巡回バスが出ています。
 ご家族、カップルで行かれると、知的好奇心が満足でき、自然に親しめて、美術鑑賞も楽しめる有意義な休日になるかと思います。
    

 
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