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ルーブル展第2部

 今回のルーブル展は、ほどほどの充実感ではあるけれど、大満足、とまではいきませんでした。要はスーパースターが来ていなかったということなのでしょうか。
 以前にいった展覧会の時のことです。1枚のベラスケスにたどり着くために、その前に展示されているその他大勢の絵を、1枚でも「何か掘り出し物はないか」と律儀に延々と見てくたびれ、しかしながら、その1枚のベラスケスがそれまでの徒労感を救ってくれた。(ウィーンに行かなくとも見られたということに満足しよう)ということがありましたが、これとは対照的かもしれません。
 貸出側の事情、主催者側の予算もあることであるし、両方を望むということが欲張りなのでしょう。
 今回の展覧会は、画商をしている友人と一緒に行きました。彼女と二人で、「まったくもう、ルーベンスはセルライトまで描いてあって、やんなっちゃう」とか、「あのヴィーナス、石膏でできてるみたい。隣のキューピットも固まってますよ」とか、いつもながらの突っ込み鑑賞会です。端から見るとひんしゅくものかもしれませんが、感想を述べ合いながらの鑑賞は大変愉しいものです。
 今回の展覧会、皆様もお友達と気軽に鑑賞されるのが良いかと思います。17世紀の西洋絵画は、言ってみれば、昔憧れ、今懐かしいバタークリームのケーキのようなものと思われ、目一杯食べると胸焼けしてしまうかもしれないから、これくらいがちょうど良いのかもしれません。(でも日本人はやっぱり生クリームのケーキの方が好きかな)
 また、既に行列対策用の入口まで出来ておりましたので、是非空いている時をねらって行って下さい。フェルメールの「レースを編む女」など、小さい絵は特にストレスが溜まりますし、何でもゆったりした気持ちで観られないと、美味しいものも美味しくなくなってしまいますから。
お薦め度☆☆☆
詳しく、美しい画像・情報は下記アドレスを参照して下さい。
いつづやの文化記号 http://izucul.cocolog-nifty.com/balance/2009/03/post-aa02.html
弐代目青い日記帳 http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1678
http://www.ntv.co.jp/louvre/topics/cat384/
また、よろしかったら友人のブログも見てください。http://kaigahanbai.blog53.fc2.com/
 ところで、ルーブル展は新国立美術館でも開催中なのをご存じでしたか?上野の西洋美術館は読売新聞主催、「美の宮殿の子どもたち」と題された新国立美術館のルーブル展は朝日新聞主催です。開催初日が後になった新国立美術館のルーブル展は、行こうかどうしようかと迷っています。展示してあるものは、もしかしたら新国立美術館のルーブル展の方が良いのかもしれなく、こればかりは観てみないことには分かりません。しかし同時期にルーブル展2件は、モチベーションが上がりませんね。どうせなら1年後にやって欲しかったのが、正直なところです。それよりいっそのこと、フランスのルーブル美術館に行ってしまおうかしら。近くにオルセー美術館もあることだし。夢がふくらみます。
       

    

 
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